ハンドドリップ
雪は今日もたくさん降っています。そして積もりました。今朝除雪したお店の駐車場はお昼過ぎには15cmくらいになりました。塵も積もれば山となる…、よく言ったものですね。
お昼過ぎには雪に呆れるばかりでも仕方が無いので、ハンドドリップの写真を撮りました。参考になれば嬉しいですけど、何せ、右手にポット、左手に大きなカメラ…人に見せられない格好になっていたことでしょう。
今日はコロンビアを使いました。最近コロンビアの甘い香りがたまらなく好きなんです。特徴の無さそうな感じを受けることの多い豆ですが、私はこの豆を探すのにこれでもかと言うほど神経を使います。
適量をミルで中細挽きにします。粉の表面をなるべく平面にします。そしてゆっくりとお湯を沁み込ます様に中心部から外側へ優しく注ぎます。
粉全体がお湯を吸い込んで、モコモコっとドーム状に膨らんできます。約1分ほど蒸らします。この時に、ポタッと1滴2滴、コーヒーが落ちてくるくらいのお湯の量が大切です。これがなかなか難しそうですが、思い切りが必要です。
蒸らした後は、中心から外側へ向かって『の』を描くように注ぎます。ドリッパーから落ちるコーヒーと同量のお湯を注ぐのが理想とも言われています。この時にフィルターにお湯が掛からないようにします。
サーバーに適量が溜まりましたら、潔くドリッパーを外します。ドリッパー内にあるコーヒーは全て落とさない事です。味に濁りや渋味が出やすいです。
抽出時間も2~3人分であれば3~4分程度が目安になるでしょう。この辺は意見が飛び交いそうですが、標準的なコーヒーとしてです。
美味しいコーヒーとは、自分が好きな味を知ることから始まると思います。価格や希少性に囚われない判断も必要です。なんでも同じという感覚を持たずにいることが大切なんですね。違いが分からなくても、好き嫌いはあるのですから。きっと誰にでも分かることなんですよ。
抽出したコロンビアです。透明なカップに注いでみました。色は写真じゃ良く見えませんけど、綺麗な茜色をしています。
丁寧な仕事は良質なものを生み出すのでしょう。自分で飲むコーヒーをこんなに丁寧に淹れた事はありませんでした。無意識にしていることとは言え、基本を守り、応用を楽しむことで新しい発見が見付かりそうです。
とか何だか言っても、気を抜いて飲むコーヒーは格別ですね。
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