日常的に
生活の中に溶け込んだ食べ物というのは特に目立ったものとは違い、手に届く範囲にあったり、何気なく口にしている物であったりと、主張し過ぎないけれど会釈されているような気の利いた食べ物のように思います。
例えばそれはテーブルの上のミカンであったり、冷蔵庫の卵だったり色々とありますが、コーヒーはどうでしょう。インスタントコーヒーがそれに当たるのかも知れませんが、コーヒーも生活に溶け込んだ飲み物の一つではないでしょうか。
嗜好と見てしまえば、時と場所を構えてしまう恐れが出てきますが、日常的なものとして捉えることができれば、敷居だって跨ぎやすいわけです。お茶文化の日本ですと、コーヒーは異国の文化です。だからこそ、目に見えない柵があるのかも知れませんね。お茶の事は詳しく勉強していないのですが、これこそ、嗜好にもなるし至高にまで持ち上げられることができそうだと思います。
私が提供したいコーヒーは、とても日常的な飲み物として考えています。飲み方や捉え方で嗜好品にもなり得る素質も兼ね備えた一品として… そこには矛盾した考察もありますが、こんなコーヒーが生活の一部に溶け込んでいたならば贅沢じゃないですか。
香りは目に見えませんが主張をしている存在です。その香りを如何にして楽しむか、味わうか、楽しみにつながるのではないでしょうか。
しばらく雪が降らなくて雨が降ったりしていたのに、また雪が降りました。たしか秋に咲いていた花です。こんな日には、こんな花でも…
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