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2006年5月16日 (火)

珈琲と健康

約1000年前のこと、イスラムの名医がコーヒーは胃に効く薬であると初めて記したそうです。13世紀半ば頃から、コーヒーを煮出して飲まれ、アラビアを中心とするイスラム教の国々からヨーロッパへと広がっていきました。

コーヒーの栄養成分としては、ビタミンB2、ナイアシン、カリウムなどがあるそうですが、やはり注目される成分は、クロロゲン酸とカフェインのコーヒー特有の有効成分です。

コーヒーの香り成分でもあるクロロゲン酸には、ガンや老化の誘因となる活性酸素を補足し除去する抗酸化物質です。日本やアメリカでもクロロゲン酸がガンを抑制する働きがあると発見されています。

コーヒーは胃を痛めるときいたり、胸焼けする、などということはほとんどなく、そのような要因は酸化したコーヒーを摂取したことで起こります。賞味期限が長いものと勘違いされていることが多いのも。その原因になっていると思います。

コーヒーの消費期限を答えるならば焙煎日から約10日~2週間です。

期限内であればその薬理効果も期待できることと思います。

コーヒーの生活習慣病に対する効用は色々といわれていますが、代表的なものを箇条書きで上げます。

■リラックス効果

■血行促進

■脂肪分解

■二日酔い解消

■善玉コレステロールの増加

このように、身近なところでも効果はあるようです。覿面に効くのではないと思いますが、徐々に効くのでしょうか。私は毎日、仕事でコーヒーを飲みます。香りや味のチェックであったり、新しいメニューの考案であったり、コーヒーが生活の一部にありますし、もっとも身近な飲み物です。どうかその恩恵に与りたいものです。

Caffegita

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