さらば梅雨
そうなると本格的に『盛夏』ということでしょうか。朝から気温もぐんぐん上昇し、蝉の声も一段と元気になります。この時期になるとし切りにテレビや本などに『ニッポンの夏』という響きが見られます。
正しく『ニッポンの夏』とはどのようなものなのでしょうか?どうもこの響きには現代の夏には当てはまらないようにも感じます。何故か?と聞かれると、返答に困ってしまいます…
例えば、古き良き美しい日本が過去のものだとするなら、その辺が背景になっていると思うからです…かな。その時期を知らない私には想像するくらいしかできません。きっと暑さと汗に潤い、虫や風に溢れていたのかと思えば、団扇や風鈴もカキ氷も、心を涼しく感じさせるには十分な要素だったのではないかと思います。
今ではエアコンに吹かれて夏を過ごし、ほんの数日間は海や山に入り涼味を感じている事がほとんどではないでしょうか。それがいけないということではなく、少しでも夏を楽しもうとしているのでしょうね。仕事も時間も制約ばかりが整ってしまったので止むを得ない状況なのかも知れません。
いま少し、私には夏を楽しむ能力が必要です。ここにはまだいくらか夏を楽しめる自然環境があります。これをいかに私のものにして満喫するか…模索中です。
この坂道を上ってお客様は来てくれます。こんな場所にあるの?って不安に思いながら…ありがたいことです。
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