脇見運転注意
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気が付けば9月も半ばを過ぎました。
そろそろ紅葉も始まるのでしょうか。標高の高い土地や、北海道のほうでは彩度が一斉に高まる季節かもしれません。空の青さに山の赤黄緑など、空気の冷たさも手伝って神々しさすら感じます。自然の圧倒的な力には敵いません。
お店の前の駐車場にも西日が当たると秋の暖かさが漂い始めました。光の色は赤みを帯びて草花も柔らかく見えます。まさに、茜色といった感じでしょうか。コーヒーの色も茜色と言えますし、コーヒー木もアカネ科ですし。とにかく、秋ですね。
蝉はまだ啼いていますが、気温が上がらなくなると悲しいほどに静かです。トンボは空一面に浮かんで見えます。光の角度で羽がキラリと光り、空はキラキラ瞬いて見えます。
この季節しかない美しさに、欠伸をしながらすするコーヒーは少しビターなものがよろしいかと。たとえばそれは、深めに焼いたケニアなど。
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早いものです、気が付けば当店も店舗をリニューアルさせてから1年が経ちました。それまでは小さなプレハブを赤色に塗ったもので豆売りだけをしていました。店内でコーヒーやケーキを召し上がれるようになってからはあっという間の1年です。
拙い私の接客にも大きな心で支えてくれた方々には大変感謝しています。何よりも当店まで通って頂いていることを嬉しく思い、今後の糧とさせて頂きます。
ありがとうございます。
そこで、1周年を記して新しいブレンドをお求め安い価格で販売することにしました。期間は1ヶ月間です。
9月7日~10月7日迄 Anniversary BLEND 200g / \650
200gからの販売になりますが、どうぞご賞味ください。自信を持ってお薦めいたします。
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日増しに空は澄んでいき、夜は長くなる。
お店のドアを開けると彼は一瞬身を退いた。私も退いた。コーヒーを飲みに来てくれたのか、豆を買いに来たのか。そうであれば丁重に御持て成しをするつもりであるけれど、席に付く様子もない。
彼に一声掛けてみるが全く動じない。せっかく来られたのだからカメラで記念撮影を…
よく見ることはあっても、まじまじと隅々まで覗いたことはなかった。彼はそれほど目を合わさない。キョロキョロしているのは緊張しているせいだろうか?私に威嚇することもない。ここはやはりコーヒーを勧めてみるべきか。
しばらくファインダー越しに眺めていたら、彼に対するイメージが払拭されていった。彼は予想以上に聡明であって逞しい。例えば雨が降れば葉っぱの裏にでも隠れて雨宿りをしたり、そのまま夜にでもなってしまえばそこが寝床になるのだろう。私の生活はなんてぬるま湯なんだ。そんなことも、思ったか思わなかったか…
感心してしまった。どうかまた遊びに来てください。
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夜は今だ天の川が頭上に流れ、昼間の月は雲に浮かんで見えます。夕焼けは赤色から桃色、紫色へ変わり、その頃には際立って虫の音が聞こえてきます。風鈴の音は今では少し涼しくなりすぎで、自然と虫の鳴き声が温か味を帯びてきます。
この環境は一つの恵みであると感じています。この中で生活をしながら、コーヒー作りに励んでいるのはどうしようもなく心地良いです。
決して条件のいいお店ではありません。立地など考えると眠れなくなります。それでも代え難い環境があります。たとえば、最近ではアブなどが少なくなってきたので、店内の窓を全て開けてみると盛大に蝉の声が降ってきます。この中で本を読みながらコーヒーを飲んでいると、ある種、包まれた感じがします。…全くの私見ですけどね。
環境がコーヒーの味に影響を与えることとは違って、雰囲気作りに一役も二役もかっていると思います。何を呑気なことを…と、頭を抱えてしまう日もありますが、それが後々になって捨てがたい存在として私を包んでいます。
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