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2006年10月

2006年10月30日 (月)

晩秋かな

 気温も日に日に下がってきましたね。日中のトンボも陽だまりに集まって羽を光らせています。この光景も後どのくらい見れるのでしょうか。

 運転中に、首の長い白い方々が飛んでいるのを見ました。もうそろそろ冬に突入ですか、どうりで寒いはず… 小春日和に背中を暖めてコーヒーでぬくぬくするのもいい季節でしょう。

Swan

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2006年10月26日 (木)

紅葉

 ドライブへ。

といっても、近くまでしか行きませんでした。小安峡は平日の寒い日でもそれなりの観光客で賑わいがありました。大噴湯では湯気に囲まれて、でも少し温かいのが嬉しくて。

近くの売店でジェラートを食べたり、コーヒー牛乳を飲んでみたりと、今日は久しぶりに観光気分を楽しみました。その後はナビを見ながらこんなところに沼か湖があるのかと林道を走って水を眺めました。小さなつり橋のような車一台分しか通れない橋も渡ってみました。

近場で楽しめることは嬉しいですね。少し足を伸ばすことで違う空気を感じます。遠出して空気の違いを感じるのとはまた少し異なった感覚で、これは発見のようなものですね。

Drive_02

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2006年10月24日 (火)

カプリ

 カプリは最近、赤いボールに夢中です。いつも触ったり、舐めていたりするわけでなしに手の届く範囲にいて欲しいらしく。

何かの拍子に赤いボールが転がってしまうと全身を伸ばして息が止まるぐらい突っ張って両手を伸ばして、でも繫がれているものだから手(前足)はヒョコッと浮いてしまうのです。そのために5分でも10分でも必死に叫ぶのです。それはかなり真剣です。

 なんとか口中に納めるとフッと冷めてくるようで、見ているこちらの方が期待を裏切られます。嬉しさいっぱいで遊ぶのだろうなんて勝手に想像しているわけですから…

手中に収めるまでのプロセスが何より楽しかったのだろうというのは、人間と同じ感覚があるのです。手の届かない場所にある時は、とても魅力的で。しかし、手に入れるとただのボールに過ぎず。

お店の前の道路は坂道だし、カプリがいる場所もデコボコした土の上ですけど、きっちりと管理しているようです。割と近くに赤いボールは転がっていますから。

Capli_02

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2006年10月20日 (金)

深まる秋に

 秋の夜長には友人を呼んで話しに花を咲かせてみるのも…

 お土産に奥様手作りのチョコブラウニー。深く焼いたコーヒー。将来のこと、今後の展開、今やるべきこと、進む方向…etc. このような話は好きではなかったのですが、いつの間にやら口にするように成長してしまいました。実に、男の香りが漂う会話です。…少し奇麗に書きすぎたかな。

私の周りには、どうもまだまだ楽しみは転がっているようです。一つ二つくらいは地に根を差し込んでいたり、収まりの良い箇所を見つけていたりと、あるようです。夢や希望はないより持っていた方が良いし、大きければなお良い。そんな事は現実逃避などと思わないことが救いになりそうだと、大人気ない少年心に火が付いたようでした。

Friend_02

と、楽しく夢や希望などとは打って変わって、今日の天気は暗く寒い。こういう天気は深まる秋に大いに貢献していそうです。これの繰り返しによって雪が降ってもいい時期を創るのでしょう。

 草むらの中では紅葉?が始まっていました。

Red_04

 

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2006年10月14日 (土)

赤い花が咲いて

 秋の雰囲気たっぷりに朝から高い空を見せてくれます。それはとても気持ちのいい天気なので、思わずお店の窓を開けて風を通してみます。しかし、思いのほか寒いです。しっかり気温は下がり、朝陽で暖まった店内は冷たい空気が通り抜けて凛としています。

外には乾いた草の間から赤い花が咲いていて眼に眩しく映ります。今朝焙煎した豆たちは保存瓶の少し開けている隙間から芳香を流していて、甘い香りに思わず嬉しくなってしまします。細々とした仕事を片付けながらコーヒーを淹れてチェックします。

少し冷えた店内、甘いコーヒーの香り、何と清々しい朝なのだろう…。なんて一人気持ちよくなってしまいました。

Hana_008

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2006年10月 8日 (日)

お知らせ

誠に勝手ながら、本日はお休み致します。

ご迷惑をおかけいたします。

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2006年10月 6日 (金)

お知らせ

 本日、17時から外出の予定があり、お休み致します。

 ご迷惑をおかけ致します。

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2006年10月 5日 (木)

カップの底に残るもの

 久しぶりの更新です。だいぶ怠けていました。

 たまにはコーヒーのお話でも書きましょうか。どうもこのブログはコーヒーのことが少なすぎるのですから…。毎日コーヒーに囲まれているわけです、いくらか思うことを話します。

 遠い国の密林や広大な産地で燦々と陽を浴びて育った豆は、人の手によって摘み取られ、精製され、運ばれてくるわけですが、私の手元に届いてもその香りは緑色です。要するに青臭いといえばいいでしょうか。そしてほんのり完熟した甘酸っぱい香りも感じられます。硬く締まった小粒の青緑色の生豆は火を入れることで芳しく変化します。

 その青臭さから周知のコーヒーの香りに変わるまで、様々な化学変化を繰り返しながら完成度を高めていくことになるようです。生豆の香りが単に青臭いだけでなく、甘酸っぱい香りも含まれていると先ほど書きました。その青臭さにも、それぞれ特徴があります。それは些細なことかもしれませんが、それもロースト後の香りに大いに影響していると思うところがあります。裏付けしたものがある訳ではないのですが、青臭さはやはり鮮度の指標になると思います。完熟した香りも同様です。

 瑞々しい香りを出すには鮮度が必要です。最低限これだけがあれば香りは力強く放っていると感じています。豆の生気が薄くなると比例して単純な香りになってくるのです。さて、その違いとはどれほど大きなことなのでしょうか。

 両者はコーヒーの香りに違いないのですが、やはり比べると面白いですね。たとえて言うなら鮮度の良い生豆から生まれるのはフルーティな香りです。大袈裟に言うとコーヒーっぽくないと言えるかもしれません。が、本来のコーヒーの香りとはこちらであると言えます。

 そして飲み干したカップの底にもその残り香が…。冷めてしまえば香りも変わります。しかし、残り香を楽しむのも日暮れが早くなった秋には、深呼吸するように一心地つかせてくれます。

Shain

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