晩秋かな
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カプリは最近、赤いボールに夢中です。いつも触ったり、舐めていたりするわけでなしに手の届く範囲にいて欲しいらしく。
何かの拍子に赤いボールが転がってしまうと全身を伸ばして息が止まるぐらい突っ張って両手を伸ばして、でも繫がれているものだから手(前足)はヒョコッと浮いてしまうのです。そのために5分でも10分でも必死に叫ぶのです。それはかなり真剣です。
なんとか口中に納めるとフッと冷めてくるようで、見ているこちらの方が期待を裏切られます。嬉しさいっぱいで遊ぶのだろうなんて勝手に想像しているわけですから…
手中に収めるまでのプロセスが何より楽しかったのだろうというのは、人間と同じ感覚があるのです。手の届かない場所にある時は、とても魅力的で。しかし、手に入れるとただのボールに過ぎず。
お店の前の道路は坂道だし、カプリがいる場所もデコボコした土の上ですけど、きっちりと管理しているようです。割と近くに赤いボールは転がっていますから。
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秋の夜長には友人を呼んで話しに花を咲かせてみるのも…
お土産に奥様手作りのチョコブラウニー。深く焼いたコーヒー。将来のこと、今後の展開、今やるべきこと、進む方向…etc. このような話は好きではなかったのですが、いつの間にやら口にするように成長してしまいました。実に、男の香りが漂う会話です。…少し奇麗に書きすぎたかな。
私の周りには、どうもまだまだ楽しみは転がっているようです。一つ二つくらいは地に根を差し込んでいたり、収まりの良い箇所を見つけていたりと、あるようです。夢や希望はないより持っていた方が良いし、大きければなお良い。そんな事は現実逃避などと思わないことが救いになりそうだと、大人気ない少年心に火が付いたようでした。
と、楽しく夢や希望などとは打って変わって、今日の天気は暗く寒い。こういう天気は深まる秋に大いに貢献していそうです。これの繰り返しによって雪が降ってもいい時期を創るのでしょう。
草むらの中では紅葉?が始まっていました。
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久しぶりの更新です。だいぶ怠けていました。
たまにはコーヒーのお話でも書きましょうか。どうもこのブログはコーヒーのことが少なすぎるのですから…。毎日コーヒーに囲まれているわけです、いくらか思うことを話します。
遠い国の密林や広大な産地で燦々と陽を浴びて育った豆は、人の手によって摘み取られ、精製され、運ばれてくるわけですが、私の手元に届いてもその香りは緑色です。要するに青臭いといえばいいでしょうか。そしてほんのり完熟した甘酸っぱい香りも感じられます。硬く締まった小粒の青緑色の生豆は火を入れることで芳しく変化します。
その青臭さから周知のコーヒーの香りに変わるまで、様々な化学変化を繰り返しながら完成度を高めていくことになるようです。生豆の香りが単に青臭いだけでなく、甘酸っぱい香りも含まれていると先ほど書きました。その青臭さにも、それぞれ特徴があります。それは些細なことかもしれませんが、それもロースト後の香りに大いに影響していると思うところがあります。裏付けしたものがある訳ではないのですが、青臭さはやはり鮮度の指標になると思います。完熟した香りも同様です。
瑞々しい香りを出すには鮮度が必要です。最低限これだけがあれば香りは力強く放っていると感じています。豆の生気が薄くなると比例して単純な香りになってくるのです。さて、その違いとはどれほど大きなことなのでしょうか。
両者はコーヒーの香りに違いないのですが、やはり比べると面白いですね。たとえて言うなら鮮度の良い生豆から生まれるのはフルーティな香りです。大袈裟に言うとコーヒーっぽくないと言えるかもしれません。が、本来のコーヒーの香りとはこちらであると言えます。
そして飲み干したカップの底にもその残り香が…。冷めてしまえば香りも変わります。しかし、残り香を楽しむのも日暮れが早くなった秋には、深呼吸するように一心地つかせてくれます。
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