カプリ
カプリは最近、赤いボールに夢中です。いつも触ったり、舐めていたりするわけでなしに手の届く範囲にいて欲しいらしく。
何かの拍子に赤いボールが転がってしまうと全身を伸ばして息が止まるぐらい突っ張って両手を伸ばして、でも繫がれているものだから手(前足)はヒョコッと浮いてしまうのです。そのために5分でも10分でも必死に叫ぶのです。それはかなり真剣です。
なんとか口中に納めるとフッと冷めてくるようで、見ているこちらの方が期待を裏切られます。嬉しさいっぱいで遊ぶのだろうなんて勝手に想像しているわけですから…
手中に収めるまでのプロセスが何より楽しかったのだろうというのは、人間と同じ感覚があるのです。手の届かない場所にある時は、とても魅力的で。しかし、手に入れるとただのボールに過ぎず。
お店の前の道路は坂道だし、カプリがいる場所もデコボコした土の上ですけど、きっちりと管理しているようです。割と近くに赤いボールは転がっていますから。
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