父の畑
夏にはトマトや枝豆、トウモロコシなど…
仕事の傍らせっせと種を植えては鳩に豆を食べられたり、芽が出るとカモシカがパクリと齧ってしまったり。夏草が伸び始め、その勢いが増す頃には休日など一日中草むしりをするのです。その効果も3日ほどで消えてしまう…しかし、その自然への攻防戦も私の楽しみです。
たまに手伝いがてら、どうしてこの畑には豆が多いのだ?と質問をしても『好きだから』と。サクランボの木も数本あり、今は花が満開を越えたところ。しかし、鳥除けのネットなど使うこともなく、実が色付くと鳥たちが木に群がり、父はその鳥達のおこぼれを合間に食べているらしく。なんとエコロジーな姿だと感心してしまう。
先日はこっそりと苺を植えていたらしく、赤い実が香る頃には畑仕事の一息に潤すのでしょう。密やかな楽しみは遠くから眺めていると実に優しいものだと、考えさせられる。私も何かこう、密やかで優しく見えるものを…と、いやいやまだまだ嘘っぽく映るのでしょうね。
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コメント
R-Rey様コメントありがとうございます。
富良野や美瑛の丘陵が懐かしく思えました。確かに広大な畑に一点のトラクターが作る一直線の畝はある種のアートにも感じます。乾いた風を浴びながらドライブしたいですね〜
今年こそはぜひ、秋田へお越し下さい(笑)
投稿: gita | 2007年5月15日 (火) 11時36分
さっと様コメントありがとうございます。
なるほど…。豆には土壌との共生関係が作れるのですね。ずっと昔から自然同士は共存に折り合いを付けて上手くお互いを生かしているのですね。素晴らしいことだと思います。人間は勝手過ぎると言えば、身も蓋もないですが…バランス感覚が自然と釣り合えない、急ぎ過ぎのようです。
投稿: gita | 2007年5月15日 (火) 11時31分
こんにちは。
そういえば、富良野や美瑛のパッチワークの畑も小豆など、豆類がたくさん植えられているようです。同じ畑でも地形や色合いのマッチングでずいぶん違うものですね(^^)。トラクターでまっすぐ畝を引くのもかなりな経験が必要だそうです。
同じ秋田でも、海岸沿いでは砂地が多く、うちの方ではサツマイモや長芋が多く、そればかり送ってきます。で、ワタシは大の芋好きになってしまいました(笑)。
今年は秋田で大きなスポーツの大会が開催されます。
ぜひ、参加したいものです。
投稿: R-Rey | 2007年5月15日 (火) 11時14分
「根粒細菌 こんりゅうさいきん」
土壌中に生活している細菌で,マメ科植物の根に入りこんで,空中の窒素の固定を行う細菌。
▽空中の窒素を固定して亜硝酸塩・硝酸塩・アンモニウム塩などとし,マメ科植物に養分としてあたえ,一方,マメ科植物からは有機養分をもらう共生 関係にある。
ここまでしか、探していた内容が見つかりませんでした。
m(_ _)m すみません・・・・・
投稿: さっと | 2007年5月15日 (火) 06時36分
豆が多く植えられている土地は、一般的に、栄養分が少ないところ(田んぼの畦とか荒地)のため、豆やとうもろこしを植える・・・と、ずーっと昔に教えられた記憶があります。地中に根っこからでる成分が土のためによいのだ・・とか・・。その成分とは・・??調べておきますねぇ!!
投稿: さっと | 2007年5月15日 (火) 06時17分