中南米_07
宿泊地のアンティグアに到着。ここは世界遺産のようだ。石畳の道路をゴトゴトとゆっくりと車は走る。夕暮れにアグア火山が映える。美しい街だ。
車は低速走行でもずいぶん揺れる。揺れには慣れたぞ。
Casa Santo Domingo 石造りの修道院跡にホテルとなった。星5つ。
ロビーの雰囲気もかなり良い。
チェックイン。西野さんと相部屋だ。また口喧嘩するのだろう(笑)
天井の高い広い部屋。煖炉が備えてある。遠くで犬が鳴いている。
夕食がてら歩く。街灯が少なく暗いが異国情緒満点だ。
建物の中から歌声が響く。美しい。
店内は満席の様で中庭でテーブルを囲む。まずはビールから。苦い。
お酒はめっぽう弱い。ビールでご機嫌になり、火照った身体を冷ますように少し外へ出た。
夜風は少し冷たい。グァテマラ1日目の終わりに農園の風景を思い出す。すごかったな。庭先での栽培も大きな農園も、人も、コーヒーも逞しかった。今まで自分でコーヒーのことを考えたことがどのくらいあったか?これが感触なのかな。感触は跡形もない。ただ温度が残る。
席へ戻ると新たな皿盛りが並んでいる。素晴らしい。
テーブルに並びきれないお酒も料理も、様々に飛び交う笑い声も話し声も全てが私にとっては今日見てきたコーヒーの一部になっている。
ビールで火照り、ワインでニヤニヤし、ラム酒でワイワイした。
ラウンジでラム酒で終了かと思ったら、田村の部屋でもう一杯ということが決定。そうかそうか、そうでなくちゃ、今夜も大して眠れなくてもいいんだね?先ほどの料理の残りのピクルスとチーズを広げて一献。寒いので煖炉に火を入れる。この日はめっぽう疲れていたのだが、夕食時の会話で目が覚める。酒は盛られていても頭の中はコーヒーとスペイン語。胸は一杯になりただただ頷く。松本さんが『よう来たなぁ。』と一言。景色は滲んだきがする。
| 固定リンク
「産地訪問」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
Enzo様コメントありがとうございます。
そうですね、訪れた先での会話や様々な出来事、また各国での揚げ足の取り合いは忘れない。これもまた素敵な思い出に違いありません。また一緒に、アフリカ?(笑)
投稿: gita | 2012年3月 9日 (金) 12時34分
そうさ、キミとはこの先ずっと、口喧嘩の相手になってやる.
言いたい事を言い合える.
ぶち当たる事も仕方のない事さ.
でも、キミと訪れた、アンティグアは生涯最高の場所の1つになるんだろう.
部屋から各自部屋に戻った後、小さいバルコニーで話した一時は、最高の瞬間になるんだろう.
あぁ、今すぐにでも行きたいな.
思い出のアンティグアに・・・.
投稿: Enzo | 2012年3月 8日 (木) 00時28分