ブラジルから戻りました。
15日夜にブラジルから無事に戻ってまいりました。ブラジルは日本からとても遠いです。そして大きくて広くて、きっと懐の深い国だと思います。日本の23倍もの広大な国でおよそ一度行ったきりではブラジルの風に撫でられた程度かも知れません。それでも私にとっては肌に触れる風の感触は有意義な時間になりました。見れば見るほどに、知れば知るほどにコーヒーは広がってしまい、時に分からなくなってしまうことが多いですが自分にできる事を知る上では良き篩に掛けられると実感してきました。例えば、一杯のコーヒーの背景にはたくさんの人たちがいることを今まで以上に感じられたこと、日本にいたら自分一人で香りや味わいを追いかけてしまうことへの反省、一体いつになったら一人前のコーヒー屋になれるのだろうかという思い、さまざまな感触を得る中での期待と不安は今後私自身にとっての生きる糧になることだと思います。ただただ嬉しいのはコーヒーを焙煎したり抽出する時に、産地で出会った方や仲間や景色がまた一つ増えて身体の中で流れることです。
現地では良質のオリジナルマイクロロットを選べたと思います。入荷はまだ先になりますが楽しみにお待ち頂けたら幸いです。
多くの皆様に支えられて買い付けに出かけられること、産地視察への入り口を設けてくださった㈱マツモトコーヒー 松本様、留守を預かってくれたヘルプや家族へ、この場を借りて心より御礼申し上げます。
いつもありがとうございます。
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