2007年10月17日 (水)

夜は静かになりました

 夜になると虫の声が騒々しいくらい聞こえていたのに、いつの間にかそれも聞けなくなりました。遠慮がちにコオロギが小さく鳴いているくらい。あっという間に寒くなりました。

曇り空を眺めていると、ほわんとして見えたので写真に撮ってみると、やはり『ほわん』としていました。そんな中、カプリが道路をタッタッタッタッタ……。『待てーーーっ!』

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2007年2月16日 (金)

情緒纏綿

 横手市の「かまくら」を初めて見に行きました。今までどうにも都合を付けれずにいたり、過ぎ去っていたり、または気にならないでいました。しかし、ここ数年前からどうしても見てみたい気持ちでいっぱいでした。

あいにく、天候には恵まれず吹雪。非常に寒い。ここ最近は暖冬に甘えていましたからこの吹雪では出不精になります。かまくらが並んでたくさんの人が写真を撮ったり、中に出入りしています。道路を走りながらそれが見えました。私が想像していた「かまくら」は静かな佇まいであって、住宅地の通りにコンモリと大きなかまくらがあり、その中では子供たちが賑やかに過ごしている…

そんなものを勝手に想像していたものですから、大通りに面したかまくらではなかったのです。ウロウロと車を走らせると、想像していた景色に出会いました。

Kamakura

 冬の厳しさもひと時の楽しみによって少々休憩できます。仲間内で集まり、厚着をしてお酒を飲んでいました。「写真を撮らせてください」と声をかけると、「もちろんです。」と快くお返事を頂きました。かまくらは土地に染み付いているんだなと、嬉しくなった次第です。

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2006年11月12日 (日)

冬支度

 そろそろ冬囲いのようです。私の父と親戚のおじさんと二人で冬支度を始めていました。そんな季節ですものね。あいにく、私は眺めているだけでしたが…そろそろ手伝わないといけません。

紅葉もそろそろネタが尽きる頃、冷たい雨がしばらく静かに降っています。近所のリンゴ畑も収穫が終盤のようです。熊の親子がリンゴを食べに来ているらしいのですが、怖いですね。おばさんから『お店の帰り道は気を付けなさいね』…お店から歩いて30秒の距離、ここで出くわしたなら…戦ってみますか。   …ウソです。

しっかりと事情を話してみます、『私は帰るだけですから、』と。

Kouyou_03

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2006年11月 9日 (木)

木の葉

 先日の強い風で庭先の椛の葉がほとんどい飛ばされてしまった…少しの楽しみだったものだから少々悲しい気持ちです。また、北海道での竜巻での被害も深刻です。

 夜から朝にかけての冷え込みも一段と磨きがかかったように感じます。布団から這い出すまで時間がかかり、どうすればこのままぬくぬくと過ごせるのかと、未だに答えが出せません。しかし、外に出てみると陽の当たる場所は心地良いものです。この冷気があってこそ、この陽の柔らかさが伝わります。お天道様ありがとう。

 風に飛ばされた木の葉の行き場所はそのまま下に落ちていたり、思いのほか遠くまで距離を延ばしていたり、私の車のワイパーに挟まっていたりと方々に広がっています。木の真下では真っ赤な椛が目に重たいほど鮮やかに積もっています。きれいですけど、赤が過ぎます。頭上には残った椛がパタパタと揺れています。

 こうやって冬になるのですね。

Kouyou

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2006年10月30日 (月)

晩秋かな

 気温も日に日に下がってきましたね。日中のトンボも陽だまりに集まって羽を光らせています。この光景も後どのくらい見れるのでしょうか。

 運転中に、首の長い白い方々が飛んでいるのを見ました。もうそろそろ冬に突入ですか、どうりで寒いはず… 小春日和に背中を暖めてコーヒーでぬくぬくするのもいい季節でしょう。

Swan

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2006年8月28日 (月)

秋ですね

日中の気温は肌に痛いものから、少しだけ和らいできましたね。

稲穂が垂れてきたのを見ると、そろそろやっぱり、秋なんですね。夜なんか涼しいですもの…寂しくなります。コオロギがコロコロ鳴いていたり、秋の夜長に読書に励むとすれば私の場合、朝になってしまいます。また、芸術の秋と思えば、恐らくその辺に打ち込んでしまいそうです。

…そうです、コーヒーが美味しく感じてくる季節でもありますね。夏の間、コーヒーを飲む機会がぐんと減る傾向があります。どういう訳か、そのような傾向があるみたいです。私はそうかというと、それほど減りません。もちろん仕事の一部ですし、味のチェックなど、飲まないわけにもいきません。

涼しくなると、温かいコーヒーもしんみりと美味しくなるのでしょう。秋口のお薦めは?と聞かれるなら…そうですね、私のところでしたら深煎りのグァテマラでもすすめてみましょうか。香り高くほろ苦く、ほんのり甘くて…

お風呂上りに、窓を開けてコーヒーを飲んでいると何とも言えない充実感があります。このときできれば部屋の電気や音の類を消してみてください。虫の鳴き声や風の音が…心地良く、月なんかが煌々としているなら贅沢というものかもしれませんね。

…と、書きましたけど、私の家とお店は山の中でしたね。都会にお住まいの方ですと、このようにはいかないかも知れませんが…

Kamakiri

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2006年8月25日 (金)

秋の色とは

夕方になると太陽の陽射しは赤い色を帯びてきて、夕暮れ時には桃色から紫色へと変わっていくようです。午後4時以降の光は活気が抜けた状態にあり、それはつまり秋色になっているのではないでしょうか。

この時期になると豆の焙煎がスムーズに進められて快適です。梅雨時から盛夏の湿度と熱気は焙煎にはあまりありがたくなく、エアコンの中では私が駄目になりそうになります。

夕日を浴びようと外に出てみると、涼しい風が体に当たって思考がサラサラと溶け出していくような気分になりました。狭い部屋で考え事や作業は、やはり精神衛生上良くないのですね。

今日は吹く風に気分を救われました。

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2006年8月 2日 (水)

夏の花

梅雨明けと思った8月も、しつこいくらい梅雨のことも夏のことも書いてきましたね。

しかし、今日のこの天気ではまだもう少し梅雨が被さっているのでしょう。曇天の下では伸びきれない夏草や花々が悶々としながら、秋の準備を始めているかも知れません。

それでも私は、夏はどこだと探し回ってうろうろしてしまいます。

橙色の花に眼が止まって、1枚撮りました。薄暗い雲の下では橙色がうっすらと光っているように見えて、冴えない季節でもきれいに見えました。

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2006年7月31日 (月)

さらば梅雨

そろそろ梅雨時季も力が抜けてきた感じがします。

そうなると本格的に『盛夏』ということでしょうか。朝から気温もぐんぐん上昇し、蝉の声も一段と元気になります。この時期になるとし切りにテレビや本などに『ニッポンの夏』という響きが見られます。

正しく『ニッポンの夏』とはどのようなものなのでしょうか?どうもこの響きには現代の夏には当てはまらないようにも感じます。何故か?と聞かれると、返答に困ってしまいます…

例えば、古き良き美しい日本が過去のものだとするなら、その辺が背景になっていると思うからです…かな。その時期を知らない私には想像するくらいしかできません。きっと暑さと汗に潤い、虫や風に溢れていたのかと思えば、団扇や風鈴もカキ氷も、心を涼しく感じさせるには十分な要素だったのではないかと思います。

今ではエアコンに吹かれて夏を過ごし、ほんの数日間は海や山に入り涼味を感じている事がほとんどではないでしょうか。それがいけないということではなく、少しでも夏を楽しもうとしているのでしょうね。仕事も時間も制約ばかりが整ってしまったので止むを得ない状況なのかも知れません。

いま少し、私には夏を楽しむ能力が必要です。ここにはまだいくらか夏を楽しめる自然環境があります。これをいかに私のものにして満喫するか…模索中です。

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この坂道を上ってお客様は来てくれます。こんな場所にあるの?って不安に思いながら…ありがたいことです。

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2006年7月19日 (水)

夏模様

朝、お店のドアを開けようとしたらクワガタに威嚇されたり、雨上がりのちょっとした間に蝶々がヒラヒラと舞っていたり、また雨が降ってきたり。

もうすっかりと夏らしくなったんですね。好きですね、この季節は。

暑いのは少しだけ、いや、確かにやる気を捕まえていないといなくなりますね。しかし、この季節から夏野菜も美味しくなります。トマトやきゅうり等の彩りは原色よりは淡いですが、ハイコントラストの季節にぴったりです。今日は、そのトマトときゅうり、茄子、ズッキーニをもらいました。

私は見ただけで、メニューを決めてしまいました。パスタで食べようかと思います。かなり月並みな考えですけど夏野菜のパスタもなかなか美味しいですよ。

サラダにしても美味しいですけど、少し熱を加えると甘味も感じて美味しくなると思うんです。早く食べたいな。

その後は深めのコーヒーを飲みながら汗でも拭うのでしょう。

Ageha

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